社員インタビュー

Interview

技術部(カスタマーサポート)

技術部(カスタマーサポート) / 2023
K.M

入社の決め手と現在の業務について

前職ではまったく別の業界で働いていましたが、60歳の定年前後で今後の働き方を考えていた際、転職サイトを通じてお声がけいただいたことがきっかけとなりました。
アマチュア無線や陸上無線、電気通信主任技術者といった無線通信系の資格を既に保有していたこともあり、自身の知識や技術を活かせるのではないかと思っていました。
入社前の訪問面接やon-line面談等で何度か社員の方々と接する機会があり、事務所の穏やかな雰囲気や、社員一人ひとりの仕事に対する情熱を強く感じられたことが、最終的に入社を決める大きな理由となりました。

入社後は技術部に所属し、主にカスタマーサポート(テクニカル系)を担当しています。
既に納入された衛星機器の不具合対応を中心に、技術検証や問い合わせ、トラブルシューティング等をサポートし、お客様が安心して製品を利用できるよう努めています。
また、国内のお客様だけでなく、外国のお客様やメーカー、プロバイダともやり取りすることも多いため、英語でのやり取りも日常的に発生していますが、今は語学ツールもあるので、それも活用して少しでも早く対応できるようにしています。

業務のやりがい

一番やりがいを感じるのは、やはり「問題を解決できたとき」です。原因が分かり、きちんと解決できた時に、お客様が喜んでくださると同時に、自分自身も大きな達成感を得られます。
そもそも、こちらが納めた製品に不具合が起こりご迷惑をおかけしているにもかかわらず、それでもお客様が解決まで快く協力してくださり、最後に「ありがとう」の一言をいただけるのは本当に嬉しいことです。
もちろん自分だけでなく、それに関わった人々全員のおかげなので、その喜びを一瞬ですが分かち合えることにちょっとした幸福感を感じます。

その一方で、原因がすぐに分からなく解決まで時間がかかるケースも多々あります。
例えば、船舶に搭載されている衛星通信機器にVSAT回線用のものがあるのですが、それが正常に動作してくれなくて、どこに原因があるのか全く分からなかったことがありました。そうした場面では状況から原因を推測しながら可能な対応を進めていくしかありません。原因が分からないうちに時間が解決してしまうこともあります。

前職について

学生時代から車やバイクが好きだったこともあり、最初のキャリアは二輪車用の生産設備の開発から始まりました。その後は自動車本体(シャーシ)の設計に携わり、機械系エンジニアとしていろいろと経験してきました。

最も長く在籍したのは、真空成膜装置の開発に関わった時期です。生産設備の一部を担う装置の研究・実験を中心に、学生時代に学んだ成膜技術や機械設計だけでなく電気設計や制御設計(ソフトウェア)も含めた全体のとりまとめを担当したりしていました。
各分野の専門家と協力し、必要に応じて指示を出しながら、装置の開発を推進していました。

また、短い期間ですが直近ではプラントの配管設計にも従事。
CADを用いた設計業務やオンラインでの出図対応など、プラントエンジニアリングの現場でも経験を積みました。
こうした多岐にわたる設計・開発の実務を通して、機械系を中心とした幅広い技術スキルと、プロジェクト全体を俯瞰してまとめる力を培ってきました。

あなたから見たJDC/社員の印象

先に述べたように、これまで機械系メーカーに勤めていたためか、職場では「女性は事務業務」といった雰囲気を感じることが殆どでしたが、JDCでは、その印象が大きく変わりました。
若い女性社員がしっかりと責任を持ってバリバリ働いており、その姿はとても素敵だと感じています。表情や対応も明るく、女性がいきいきと活躍しているのが印象的です。
もちろん、男性も同じで、若い人だけでなくシニアの方も、年齢に関係なくそれぞれの持ち場でいきいきと働いている印象です。

このように、年齢や性別にとらわれず、みんなが活躍できる環境があるのはJDCの魅力だと思います。
おかげで自分も、気持ちよく働かせてもらっているな、と日々感じています。