
転職活動中は、特に業界を絞っていたわけではなく、正直なところ衛星通信の分野についても全く知識がありませんでした。
それでも、選考の過程で出会った社員の皆さんが、専門性が高いのにとても気さくで温かく対応してくれたことは、今でも鮮明に覚えています。
また、新卒時から海外に関わる仕事をしてきたこともあり、デジコムが担う「世界中の通信インフラを支える」という役割にスケールの大きさを感じ、ここならこれまでの経験を活かしつつ、新しい挑戦ができそうだ!と思えたことが、入社を決めた大きな理由のひとつです。
現在は経理業務を中心に担当しており、日々の仕訳入力や請求書発行、売掛金管理などを行っています。
さらに最近では、採用関連の業務にも携わるようになりました。採用ページの作成をはじめ、他のメンバーと意見を出し合いながら進める仕事は、経理とはまた違った面白さがあります。
経理と採用、それぞれ全く違う分野ですが、どちらの業務からも日々新しい発見があり、自分の視野を広げてくれる良い経験になっています。
日々の仕訳や請求書処理、売掛・買掛管理はどれも正確さが求められ、
特に衛星通信業界では長期契約や外貨建て取引が多いため、一つひとつの処理に丁寧さと理解が必要です。
数字を通して会社全体の動きやビジネスの流れを把握できるのは経理ならではの魅力。
部署を超えて連携する機会も多く、経営層とのやり取りを通じて視野が広がる瞬間もあります。
最近では、経理全体の効率化や新システム導入にも挑戦し、
「正確性」と「スピード」の両立を目指した改善活動にも関わっています。
経理業務は、一見地味に見えるかもしれませんが、会社の信頼と経営の基盤を支える重要な役割という意識をもって、日々取り組んでいます。
これまで国際物流・商社・海運業界と、異なる業種でさまざまな職種を経験してきました。
最初のキャリアは営業(フォワーダー)。
海上輸送の輸出入手配や顧客対応を担当し、営業の基礎はもちろん、通関や物流の専門知識も先輩方からたくさん学ばせてもらいました。事務所の1階には自社倉庫があり、何かあればすぐに現場へ。作業員の方や関係者と密にコミュニケーションを取りながら、「現場の大切さ」を肌で感じることができました。机上での貿易事務だけでなく、実際の現場を理解しながら進められたのは、とても貴重な経験でした。
その後は専門商社で総務・経理を兼任し、備品管理から請求書処理、経費精算、売掛買掛管理、決算サポートまで幅広く担当。ここで「バックオフィスから会社を支えるやりがい」に目覚め、現在のキャリアにつながるきっかけになりました。
直近では外資系船会社で本船オペレーションを担当。もともとはバックオフィス業務に就く予定でしたが、事情があってオペレーションに配属されました。
スケジュール調整、港湾関係者や海外オーナー・キャプテンとのコレポン、港のコンテナ管理など本当に幅広い業務を担当させてもらい、毎日が時間との勝負、イレギュラー対応も日常茶飯事でした。(もはやイレギュラーでない?)
国籍問わず多様な立場の人と関わりながら物事を進めていく経験は、今の自分にとって大きな財産です。多少の緊急事態には動じない強い精神力が養われたのは、この時ですね(笑)
優しく気さくな人が多いと感じます。
私は現在、未就学児2人を育てながら時短勤務をさせてもらっていますが、子どもの体調不良時など急きょお休みをいただかなければならないことがあります。
そんな時でも、チームのメンバーを中心に自然にフォローしてくれたり、「無理しないでね」と声を掛けてくれたりと、日々その温かさに助けられています。
ありがたいのは、会社の制度面だけでなく、実務レベルでのサポートや気遣いがあること。単なるルールやマニュアルではなく、相手の立場に立って動いてくれる人が私の周りには本当に多いんです。
部署の垣根も低く、ちょっとした相談や質問も気軽にできる雰囲気があります。
業務外でも子ども含め交流があるメンバーも多く、日常の出来事を話したり、何気ないやり取りに心がほっとする瞬間がよくあります。
制度と人の優しさ、その両方が揃っている会社だと思います!