SBB/スウィフトブロードバンド AVIATOR UAV 200/アビエーターUAV200
無人機搭載用の衛星通信機器。
ほぼリアルタイムでの無人機操作や、世界最小最軽量ながら最大200kbpsのデータ通信速度を誇り、遠隔地からの情報通信を可能とします。
重量は1.45kg(最寄りの他製品で6.1kg)、寸法は24cmx16cmx6cm(最寄りの他製品の1/3程度)、消費電力は28w(最寄りの他製品で73W)。
世界最小の寸法、重量、消費電力により、今まで搭載できなかったUAVにも搭載可能。
コンパクトになった事でUAV側のペイロードにも余裕が生まれます。
製品特長
・遠隔地との通信
目視できない遠隔地でのニアリアルタイム操作や、現地での映像を送信できます。
・高度な航空機制御
AVIATOR UAV200を使用すると、オペレータはニアリアルタイムでUAVにフライトコマンドを送信できます。
必要に応じて即座に路線を調整することで、任務の柔軟性が大幅に向上するだけでなく
潜在的な脅威を回避したり基地に戻ったりする必要がある場合にUAVやその他の空域ユーザーを保護できます。
・ペイロードの柔軟性が向上
戦術的UAVの総合重量は、その耐久性と運用の柔軟性に大きな影響を与えます。
AVIATOR UAV200は、市場に匹敵する帯域幅よりも小型で軽量のsatcomソリューションを提供することで
UAVの通信範囲を向上させるだけでなく、ペイロード機能を大幅に拡大し、それによってその商業的および戦略的価値を高めます。
・高度なセキュリティ
国家機関が使用する暗号化技術の通信規格や機器、STU-IIIB、STE、TACLANE、KIV-7、およびBRENTと互換性があります。
・高速ストリーミング通信
Harf-HDRが使用可能で最大32kbpsの帯域保障のデータ通信が行えます。
おもな仕様
型式 | AVIATOR UAV200 |
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サイズ | 241㎜ × 157㎜ × 63㎜ |
重量 | 1.45kg |
最大通信速度 | スタンダードIP: 200kbps ストリーミングIP: 32kbps |
使用電力 | 28W (電圧範囲:12 ~ 32 VDC) |
使用可能温度 | 動作温度: -40℃ ~ 55℃ 耐久温度: -55℃ ~ 85℃ |
使用可能限界高度 | 6,000 m(20,000 ft.) |
使用電波帯域 | 送信:1626.5 MHz~1660.5 MHz、1668.0 MHz~1675.0 MHz 受信:1518 MHz~1559 MHz |
コンパス安全距離 | 15cm~25cm(位置による) |
GNSS安全距離 | 45cm以上を推奨(受信アンテナと低ノイズアンプの設計による) |
インターフェース | イーサネット×2(10Base-T) シリアル×2(RS-232) 電源:14VDC/28VDC リセットボタン(工場出荷時状態に戻す) USIMカード挿入口(本体底面) |